日本妊娠高血圧学会|Japan Society for the Study of Hypertension in Pregnancy

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若手の広場

若手医師よ、きたれ!共に歩もう!

次世代の先生方、お待ちしています!

幹事長 味村 和哉

幹事長 味村 和哉

令和3年12月より、市原理事長のもと幹事長を拝命いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

私はこの10年間総務幹事として、できるだけ多くの若手先生方に参加してもらうためにいろいろと新たな企画やセミナーを学術集会で行ってきました。以前は“学術集団”という面も強い学会でしたが、幅広い先生方に興味を持って参加できるようになったと思います。
 今までもそうですが、私の力だけでは新しいアイデアを思いつくことはできません。副幹事長の川端先生・三戸先生をはじめ、非常に頼りになる先生方に幹事として参画いただきました。しかし、最近では基礎研究分野の人材不足が叫ばれる一方、Big dataを用いた研究も必要になっています。そのような新(異)分野を開拓していける新規人材をまだまだ求めています。内科医である市原先生が理事長になられたことからもお分かりのことですが、内科医との連携が急務の課題です。様々な合併症をもち、「妊娠しようか?」「妊娠したけどこの後どうなるんだろう?」、そのような悩みを抱えている女性は今後増えてきます。

出産後に抱える将来的な健康の問題にも今後取り組んでいく必要が高まっています。そのような内科医との連携を推進すべき立場として、我々の学会は最先鋒にいるのではないかと思います。今後、データベースやレジストリの確立、専門医制度の提案などたくさんのやるべき課題があり、また働き方改革に向けても、女性医師の活躍なしでは成り立たない状況です。今回多くの女性幹事も入っていただきました。我々とともに何か楽しいこと、新しいことをしたい、学会に入会するだけではなく、一緒に学会運営をしていきたい、そういう熱い志をお持ちの先生方いつでもwelcomeです。是非お待ちしています。

若手医師向け企画

第39回学術集会 ハンズオンセミナー

「産科医でもできるpoint-pf-care 母体新血管エコーハンズオン」

  • プランナー 味村和哉(大阪大学)
  • 講師 神谷 千津子(国立循環器病研究センター)
    小永井 奈緒(国立循環器病センター)
    塩野入 亜記(国立循環器病センター)
    川口 樹里(国立循環器病センター)
  • 共済 GEヘルスケア・ジャパン株式会社

第38回学術集会 若手医師向けセミナー

「Hypertensive disorders of pregnancy in Asia 」

  • バングラデシュのHDPの現状:Monsur Mahina(熊本大学産婦人科)
  • 台湾のHPDの現状:塩澤 正之(順天堂大学産婦人科)
  • 中国のHDPの現状:Li Chenyan(熊本大学産婦人科)
  • ヨーロッパのHDPの現状(論文紹介):岩越 裕(熊本大学産婦人科)
  • アメリカのHDPの現状(論文紹介):下川 理沙(熊本大学産婦人科)

第37回学術集会 若手医師ミニシンポジウム(ディベート)

「Wow!分娩子癇だ~!そのときあなたはまずどうする?!!!」

  • 経腟分娩派
    中尾 真大(榊原記念病院)、小和 貴雄(大阪大学)、奥山 亜由美(昭和大学)、永昜 洋子(大阪医科大学)
  • 帝王切開派
    角田 陽平(日本医科大学)、山中 弘之(聖マリアンナ医科大学)、小畑 聡一郎(横浜市立大学)、瀧口 義弘(和歌山県立医科大学)、鮫島 浩輝(埼玉医科大学)

第36学術集会 若手医師ミニシンポジウム(ディベート)

第1部「常位胎盤早期剥離に伴うIUFD児の娩出方法」

  • 経腟がんばる派
    増子 寛子(埼玉医科大学総合医療センター)、江口 武志(岡山大学)
  • 経腟無理しない派
    重光 愛子(奈良県立医科大学)、村上 祥子(愛媛大学医科大学)、須江 英子(東京大学

第2部「妊娠高血圧症候群妊婦における妊娠継続目的でのアンチトロンビン製剤の補充」

  • 使用積極派
    赤坂珠理晃(奈良県立医科大学)、川端 公輔(北海道大学医学部)
  • 使用慎重派
    脇本 哲(大阪府立急性期・総合医療センター)、重見 大介(日本医科大学)